JR鎧駅
小さな入江を見下ろす風情ある駅
JR鎧駅は1912年3月、余部鉄橋の開通に合わせて建設されました。全国でも珍しい「海を見下ろす駅」として、鉄道ファンの間でも人気が高く、ドラマ『ふたりっ子』や『砂の器』のロケ地としても使われました。また、宮本輝の小説『海岸列車』の舞台にもなっています。眼下に見える鎧漁港は古くから天然の良港として栄え、最盛期には三日三晩、大漁のサバを積んだ貨物列車が往復したそうです。1951年に建設された魚類運搬車軌道(インクライン)の遺構が往時をしのばせます。潮の香りの混ざる新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、駅のベンチでただ海を眺めたり、漁港へ続く坂道を下ってみたり、のんびりとした時間をお過ごしください。
海を泳ぐ鯉のぼり
毎年端午の節句の頃、鎧漁港に約200mに渡って鯉のぼりが飾られます。青い海をバックに潮風を受けて泳ぐ姿は爽快です。
餘部駅⇔鎧駅 ~ちいさな列車旅~
少しの時間でも、列車に乗ってみませんか?車窓からはいつもと違う景色が見えて、アトラクションのように楽しめます。
基本情報
- 住所
- 〒669-6672 兵庫県美方郡香美町香住区鎧
- 電話番号
- 0796-36-1234
- お問い合わせ
- 香美町香住観光協会
- アクセス
- ・JR香住駅から列車で7分
・JR餘部駅から列車で3分
・JR香住駅から車で10分 - 駐車場
- 有(無料)
- ウェブサイト
- 鎧地区の海を泳ぐこいのぼり餘部駅⇔鎧駅 ~ちいさな列車旅~