車中泊から「空の駅」まで。個性豊かすぎる香美町の道の駅をハシゴ旅!
兵庫県北部に位置する香美町は、日本海の絶景、但馬牛の美味、清流の恵み、高原リゾートの爽快感がぎゅっと詰まった町。そんな香美町を巡るなら、旅の途中でぜひ立ち寄りたいのが、個性あふれる4つの道の駅。国道9号沿いで高原の玄関口を担うスポット、但馬牛グルメを堪能できる人気駅、川辺ののどかな空気に癒やされる一軒、そして「空の駅」と一緒に楽しめる絶景の道の駅まで、同じ町内とは思えないほど表情はさまざま。車旅はもちろん、夏にRVパークやキャンプ場といった旅のスタイルも選べるため、自由度の高いドライブ旅が楽しめます。
ハチ北高原の玄関口!「道の駅ハチ北」
香美町の道の駅ハシゴ旅をスタートするなら、まずは村岡エリアの玄関口にある「道の駅 ハチ北」へ。
国道9号線沿いという立ち寄りやすさも魅力のこの道の駅は、関西有数のスキー場「ハチ北」「スカイバレイ」へ向かうドライバーの休憩スポットとして親しまれています。
冬のスキー・スノーボード客だけでなく、春から秋には登山や高原散策、ドライブのアクセス拠点として賑わいます。
この道の駅ならではの個性は、屋根付きのチェーン着脱場と、地熱を利用した日本初の無散水融雪設備。豪雪地帯らしい工夫が詰まっており、冬の香美町ドライブを支える存在です。
軽食・特産品販売のほか、観光案内機能を備えた施設で、 休憩スペースには観光チラシやパンフレットが充実しており、周辺の見どころや立ち寄りスポットの情報収集が可能。
但馬高原植物園、木の殿堂、但馬大仏など、周辺には“もうひと寄り道したい!”スポットがいろいろ。
道の駅そのものはレトロでコンパクトですが、ここを起点に旅の広がりが一気に増すので、香美町観光の“最初の一駅”としてぴったりです。
但馬牛ステーキと特産品が充実!グルメ目的で訪れたい「道の駅村岡ファームガーデン」
「香美町の道の駅」と聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが「道の駅 村岡ファームガーデン」かもしれません。国道9号沿いにあり、但馬牛の原産地ならではの魅力を存分に感じられるスポットで、レストラン、但馬牛販売(精肉)、農産物直売、お土産コーナー、観光案内所までそろう充実ぶり。休憩所というより、“目的地になる道の駅”といった存在です。
最大のお楽しみは、やはり但馬牛グルメ。併設されたレストランでは、ステーキやハンバーグなど、但馬牛を主役にしたメニューが豊富で、旅のランチに選べば大人も子どもも満足間違いなし。 “但馬牛を味わえる道の駅”として、香美町らしい食の魅力を体感できるスポットです。
施設面の快適さも見逃せません。年中無休で利用しやすく、駐車場は68台、EV充電スタンド、授乳室、パウダールームまで備えており、ファミリーや長距離ドライバーにもやさしい設計。観光案内所も併設されているため、ここで次の立ち寄り先を決めながら、香美町ドライブを組み立てていくのもおすすめです。食べる・買う・調べるが一か所で完結する、頼れる一駅!
鮎グルメと川辺の風景、RVパーク併設で車中泊旅人も注目「道の駅 あゆの里 矢田川」
山あいののどかな風景に溶け込む「道の駅 あゆの里 矢田川」は、香美町の道の駅の中でも、とりわけ“ゆるやかな時間”が流れる一駅。昔懐かしい田舎の雰囲気をまとった建物、日本海へ注ぐ清流・矢田川を望むロケーション、こぢんまりとした売店と食事処。にぎやかさよりも、香美町の素朴な魅力をじんわり感じたい人にこそおすすめしたいスポットです。
ここで味わいたいのは、なんといっても鮎の塩焼きや矢田川定食。川の恵みをそのまま楽しめるメニューが並び、山と川に抱かれた香美町らしさを食で実感できます。豪華さではなく、土地に根ざした“ここでしか出会えない味”があることこそ、この道の駅の大きな魅力。
そしてタイトルにもある「車中泊」の要素をもつのが、このエリアです。「道の駅あゆの里」に併設されたRVパーク 「香美の隠れ家ときめき矢田川ヴィレッジ」は、矢田川と緑豊かな山々に囲まれた、癒しの“隠れ家”のようなスポット。夏場は川遊びや鮎釣りを楽しむ人で賑わい、のんびりと田舎の夏休みのような時間を過ごせるはず。道の駅+RVパークという組み合わせは自由な旅を楽しみたい人にとって大きな魅力。食事や買い物だけで終わらず、滞在そのものを楽しめるのが「あゆの里 矢田川」の特徴です。
余部鉄橋「空の駅」から日本海の絶景を望む、香美町屈指の観光スポット「道の駅 あまるべ」
雄大な自然景観を誇る山陰海岸ジオパークに位置する「道の駅 あまるべ」。地元の海産物や野菜、お土産がそろうショップと、新鮮な素材を活かした食事処を備え、多くの人が足を運ぶ鉄板スポットです。日本海を望む絶景とともに、海の町・香住らしい風景と新鮮な地元食材を同時に楽しめる、観光ツアーでも高い人気を誇る道の駅です。
最大の見どころは、やっぱり余部鉄橋展望台「空の駅」。明治45年完成の旧余部鉄橋の橋脚3本を現地保存し、展望施設として生まれ変わったこの場所では、地上高41メートルから日本海の絶景を見渡せます。列車と海を一緒に楽しめる有名な撮影スポットでもあり、“道の駅に立ち寄る”感覚を超えて、ひとつの旅のハイライトになるスケール感があります。
空の駅へは、全面ガラス張りのエレベーター「余部クリスタルタワー」でアクセス可能。高さ41メートルの浮遊感と海の眺望を一緒に楽しめ、利用時間は6時〜23時、料金は無料です。さらに夜はライトアップも行われ、季節ごとに変わるカラー演出も見どころ。道の駅で海の幸を味わい、鉄道遺産に触れ、展望台から絶景を眺める――「あまるべ」は、香美町の道の駅巡りでは外せない一駅!



















