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どりゃ~うみゃ~!食ってみんせぇ、小代のお米。

兵庫県北部、但馬地域に位置する香美町小代区は、地名の由来にもなっている「小さい田んぼ(代)」の名の通り、四方を山に囲まれ、小さな段々田んぼが広がる自然豊かな町です。
町の中央部を北流する矢田川のつくった「小代谷」。ひとつの谷でひとつの町という珍しい地理的特徴をもっています。  

昔は各家に1頭は但馬牛を飼っていて家族と同じように接し、共に暮らしていました。棚田のような小さな田んぼでは、小回りのきく但馬牛がとても重宝されていたそうです。

田んぼの代掻きをするようす


現在は機械化し、但馬牛で代掻きをする光景は見られませんが、小代で育てられた米はきれいな水と澄んだ空気で育ったスローフード。

そんな米どころ小代のお米をご紹介します。


どりゃ~うみゃ~!食ってみんせぇ、小代のお米。

俺たちの武勇田米

名牛「田尻」号が生まれ育った、小代区貫田地区には、『日本棚田百選』に選定されている『うへ山の棚田』があります。

2012年春、棚田の一部を担う耕作者が高齢のため休耕することがわかり、美しい景観の棚田が荒れてしまうことに危機感を感じた地区の若者13人が立ち上がり、試行錯誤での米作りがスタート。仕事を終えてからみんなで田植えをし、作り上げた米は『俺たちの武勇田』と名付け、小学校給食に寄付するなどしてきました。翌年からは国際ワークキャンプ、高校生、ボランティアなど多くの方と協力しながら守り続けています。素晴らしい環境の中でできる米はおいしく、地元愛溢れる男衆の、男気あるストーリーも話題となり、小代の評判のお米として定着し、販売も好調です。

(※今シーズン2022年度の新米は完売しました。次のシーズンの新米をお楽しみに!)


添水唐臼小代米

水力を利用し、臼で精米や製粉を行う『添水唐臼』は、水が少なくても時間をかけると精米が出来る道具として、昭和30年ごろまで、小代の山間部で使われてきました。2013年、小代区平野地区の藤井さんら、同窓生7人が昔の道具や暮らしをこう瀬に伝えられたらと、『添水唐臼』を手作りで復元させました。山からの谷水を使い、杵で搗き5日間ほどかけて、ゆっくりじっくり精米していきます。綺麗な山水で育てた小代の米を、自然のまま、昔ながらの方法で仕上げたお米は、ツヤがあり、もちもちした触感が特徴。米本来の甘味もしっかり残っていると好評です。

お買い求めは小代物産館にて!


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